会計人材のキャリア名鑑

経理・財務・会計人材のためのキャリア名鑑
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ベンチャー企業 経理

想定年収
レ ン ジ

250~ 1,300

  • # 戦略の裏側で絶えず働く、安定をもたらすバランサー!
  • # 未知の領域を切り開く!会社の発展を支えるサポーター
  • # IPO準備を経験できる

キャリア名鑑では「中小企業」と区別するため、IPO(新規株式公開)準備企業を「ベンチャー企業」と定義しています。

ベンチャー企業の経理は、担当業務が多岐にわたり、経理以外の業務が増えることも予想されるため、多くの知識や経験を蓄えることができます。

業務内容 Job description

  • 決算業務
  • 税務申告に関わる窓口業務
  • 経理業務を内製化するための体制構築
  • 会計基準の上場ベースへの組み換え
  • 経理関連の規定整備
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必要スキル・資格 Skills / Qualifications

  • 日商簿記2級/1級
  • 公認会計士/公認会計士試験合格者
  • IPO準備企業での実務経験
  • 上場企業での実務経験
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平均年収 Average annual income

  • スタッフ 420万円
  • リーダー/主任 550万円
  • マネージャー/課長 900万円
  • 部長/部門長/執行役員 1100万円
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働き方(条件)

こんな人が
オススメ

経理業務を内製化するための体制構築や、各種規定の整備に加えて、管理部門全般といった経理以外の業務を担当することもあるので、幅広くスキルを磨きたいという方におすすめです。また、ベンチャー企業での経験は、ほかのベンチャー企業はもちろん、すでに上場している企業においても高く評価されるため、キャリアアップを目指す方にもおすすめです。

業務内容

まだ規模の大きくないベンチャー企業では、会計業務を外部に委託している場合もあります。しかし、上場するには、基本的にすべての経理業務を内製化、つまり自社で行う必要があります。さらには、さまざまな厳しい審査基準をクリアしなければなりません。具体的には、「会計基準を上場ベースに組み替える」「過年度(5年分)の決算書を新しい基準で提出する」「四半期において45日以内に決算短信と有価証券報告書を提出する」などを、自社で自前で行う必要があります。
また、IPO準備中には、経理以外の業務も増えることが予想されます。例えば、各種規定の整備などは「上場準備室」や「上場準備プロジェクト」が設置されて行うことも多いですが、経理担当者がそのプロジェクトを兼務することがあります。少なくとも「内部統制の評価」が義務づけられるので、経理関連の規定整備は最低限求められるでしょう。

そのため、IPOを目指すベンチャー企業では、かなり忙しくなることが予想されます。一方で、優秀な人材を獲得しやすくするため、フレックスタイム制度やリモートワークなど、柔軟な働き方を可能にする制度を導入している企業も多数あります。

必要スキル・資格

日商簿記2級・1級、公認会計士のような会計スキルが求められます。また、IPO準備にまつわる業務の即戦力となるため、IPO準備企業での実務経験も評価されます。さらに、会計基準を上場ベースに組み替える必要があるので、上場企業での実務経験があると活躍の幅が広がります。

年収例