会計人材のキャリア名鑑

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大手上場企業 税務

想定年収
レ ン ジ

300~ 2,000

  • # 税制の迷宮を解き明かし、企業の負担を軽減。税務のガイド!
  • # スペシャリストが集う、少数精鋭チーム
  • # 国際税務に従事する

大手上場企業の税務は、担当によってチームが細分化されているものの、経理や財務と比較すると少数精鋭の部署であることが多いです。
高い専門性と豊富な知識が求められる重要なポジションなので、大手上場企業の税務を目指すためには綿密なキャリアプランニングが必要です。

業務内容 Job description

  • 決算書の作成
  • 確定申告(消費税/法人税/住民税/事業税)
  • 海外支社/支店との会議
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必要スキル・資格 Skills / Qualifications

  • 公認会計士/税理士/USCPA
  • PCスキル(Excelでの資料作成など)
  • 英語力
  • 国際税務の実務経験
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平均年収 Average annual income

  • スタッフ 500万円
  • リーダー/主任 700万円
  • マネージャー/課長 1,000万円
  • 部長/部門長/執行役員 1,200万円
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働き方(条件)

こんな人が
オススメ

高い専門性や豊富な知識が必要な部門なので、ゼネラリストではなくスペシャリスト志向の方に向いているといえます。
また、経理や財務と比較すると忙しい場合が多いので、仕事中心の生活を楽しめる方が向いています。

業務内容

大手上場企業のすべてに税務担当の部署があるわけではありませんが、経理部門のなかの一部として位置づけられていることが多いです。また、海外に子会社や支社を多数持っているグローバル企業においては、税務業務が多国間に関係する複雑なものになるので、独立した税務部門を構えていることもあります。
税務の主な業務は、企業が支払わなければならない各種税金の計算です。経理で作成した決算書に、法人税法で定められている項目の調整を行い、最終的な課税所得を計算したうえで納税します。経営状況や財務内容を勘案し、違法にならないレベルで最大限の調整を行い、正しい納税と経営を両立させる提案をすることも税務担当者の役割です。
大手上場企業なのでワークライフバランスは整っていますが、経理や財務と比較すると少数精鋭の部署であることが多いため、1人あたりの業務の負担がやや多くなるケースもあるようです。また、大手上場企業では国際税務が関与する場合がほとんどなので、時差のある国の支社や支店とオンラインミーティングを行うケースもあり、多少の忙しさは覚悟しておく必要があるかもしれません。

必要スキル・資格

大手上場企業の税務は、なかなか経験ができない貴重なポジションです。新卒で大手上場企業に入社してジョブローテーションで税務部門にたどりつくケースもありますが、ほかの上場企業や大手国際会計事務所(Big4)などでの国際税務の実務経験者を中途採用で増員するケースがほとんどです。それだけ税務に関する専門性と知識が必要になります。また、国際税務や海外支社とのやりとりに対応するための英語力も必要となります。

この職種に必要なスキルを身につけよう

年収例