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CATEGORY パブリックセクター

パブリックセクターの職種や特徴を紹介しています。職種名を選択すると、その職種の詳細情報を見ることができます。

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SUMMARY パブリックセクターの概要

特徴

キャリア名鑑では、主に営利組織における会計職についてご紹介していますが、一方で、非営利目的で運営される組織もあります。金融庁や財務省といった官公庁を筆頭に、公益法人、社会福祉法人、独立行政法人、医療法人、学校法人、特殊法人といった公的機関などは「非営利」が基本的なコンセプトにあります。こういった領域は総称して「パブリックセクター」と呼ばれており、このような組織においても、活動していくためには資金が必要なため、少数ですが会計業務を担当している人がいます。
パブリックセクターの職員は多くの場合が公務員であるため、公務員試験に合格する必要があります。ただし、公務員試験に合格してからも会計関連の職に就けるかどうかは約束されるわけではないので、意図的にこういった領域で働くことは簡単ではないかもしれません。
とはいえ、公務員としてパブリックセクターに勤務するという選択肢以外にも、さまざまな形でパブリックセクターに関わることが可能です。パブリックセクター向けのコンサルティングやアドバイザリーなどに従事する、監査法人から出向する、週末や祝日にボランティアまたは副業として携わるなど、人それぞれの働き方をすることができます。
実にさまざまな種類があるので、ご自身が強く興味を持っている分野の法人を選ぶことで、金銭的には得られないやりがいを感じることができるかもしれません。また、自らの専門知識を社会のために役立てているという実感を得やすい点も魅力の1つです。

評価されるスキル

パブリックセクターで働く方の多くは公務員なので、公務員試験への合格が必要な場合もありますが、公務員でなくても、実務経験や難関資格などの様々な専門性が評価されます。例えば、公認会計士などの会計の専門家がソーシャルセクターで活躍していることがあります。このように、各分野の専門家がそれぞれの分野で身につけた知識やスキルは、パブリックセクターでも大いに役立てることができます。

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